FORESTA SPECIAL INTERVIEW

財木麗子さん FORESTA 女声メンバー〈ソプラノパート担当〉

FORESTA(フォレスタ)財木麗子さん

■自己紹介をお願いします。
財木麗子と申します。茨城県の日立市で生まれて水戸市で育ちました。FORESTA3年生になります。

■FORESTAに参加したきっかけをお聞かせ下さい。
イギリスから帰国し、しばらくした頃に手にした「ぶらあぼ」という音楽情報誌にオーディションの案内がありました。当時はどのようなグループかわからなかったのですがイギリスに滞在した事で日本や日本音楽への愛着が増していましたので「日本の歌を歌い継ぐ」というコンセプトに強く惹かれました。

■番組収録時の裏側を教えていただけますでしょうか。収録前の準備、楽屋での過ごし方、メンバーの皆さんとのエピソード、印象深い出来事などお教え下さい。
収録前の稽古ですが、初回は「歌い分け」と言って誰がどこを歌うかなどを決めるところからスタートです。残りの稽古でサウンドをつくっていきます。
楽屋に入ったら直ぐにメイク室へGO!となるので楽屋でゆっくりする時間はありませんが、食事の時に楽屋に戻ってきます。美味しいお弁当が出るので、この時間がとても楽しみです。
長丁場の収録を乗り切れるように各自食事には気を遣っていて、お弁当の他にたんぱく質を足す人あり、ビタミンや酵素頼みで野菜を足す人、または栄養剤をプラスする人、実に様々それぞれ工夫しています。大きなスタジオの床いっぱいに「ドライアイス」がもくもく流れていく様子を最初に見た時は「!!」と思いました。白い煙が床を覆う情景、それが作り出す世界はとても幻想的ですが、でも歌う方はちょっと緊張します。
もし何かがあって撮影をストップしてしまうと、スタッフの方達が四方八方から床掃除をして床をリセットしなくてはいけないので申し訳なくて…
どの曲も毎回真剣勝負ですが、ドライアイスが漂っている時は一層真剣です(笑)
メンバーとのエピソード、自分のことでいっぱいいっぱいなのか、意外と思い浮かばないのですが本番前のリハーサルでは、その曲に参加していないメンバーのアドバイスと励ましが、何より心強く有り難いです。家族のようですね。

■今回番組収録した曲の中で財木さんお気に入りの歌唱曲、注目してほしいポイントなどがありましたらお教えください。
どの曲も素敵なのですが印象深かったのは個人的には「能登半島」です。初めての演歌の、しかも曲を通してのソロでしたのでとても緊張しました。(ここでドライアイスも登場!)でもなんといっても、メンバー全員で歌う合唱などのアンサンブルサウンド!落葉松やCosmosなどに是非ご注目くださいませ。

■FORESTAへの想いをお聞かせ下さい。
幼少期はピアニストに憧れ、合唱部のピアノ伴奏をした経緯から合唱部に入りましたが1人では出来ない、アンサブルの虜になりました。今、グループの仲間と様々なジャンルの音楽を再現できる幸せとご縁に心から感謝しています。魅力ある日本の歌が沢山ありますね!作品との出会いにも感謝しながらメンバーと心合わせて大切に歌い継いで行きたいと思っています。

■幼い頃から歌手に憧れていましたか?
歌は得意ではありませんでしたがピンクレディーはかっこいいなと思ってました。

■愛称(あだ名)をお教え下さい。
「麗子さん」そして「麗チェル」。しかも、肝心の麗が抜けて最近は「チェル」です。以前飼っていた猫の名前がチェルでしたので呼ばれる度にクスリと笑いがこみあげます。

■趣味やお好きな食べ物をお教え下さい。
趣味は散歩♪移りゆく季節を感じながら歩く時間は最高に幸せです。
好き嫌いはなく何でも好きですが意識して体に良いものを選ぶようにしています。やはり水戸育ちなので納豆!そしてお肉とワインが好きです。

■美しい歌声を維持するために、心がけていらっしゃることはありますか?
とにかく予防、風邪をひかないようにする事。起きて直ぐの歯磨きと風邪が流行る時期は液体プロポリスを混ぜてうがいしています。そしてバランスの良い食事ですね!

■女声メンバーでおしゃれ談義に花が咲くことが多いかと存じます。メイクやヘアアレンジなど、女性ならではのこだわりポイントがありましたらお教えください。
メイク用品については疎いので、詳しい他のメンバーが使っているのを聞いたりしてお勧めを試したりしています。ヘアーアレンジはすっきりさっぱりが好きなので帰宅したら一つに括っていますが、以前の収録でおでこ全開にしたら母から不評、以来自粛しています。

■番組「BS日本・こころの歌」をお楽しみになっているファンの皆さまへのメッセージをお願いします。
いつも番組を楽しみに観てくださって本当にありがとうございます。古き良き歌との出会いには私も毎回ワクワクです。
譜面を開いて歌詞を読み、声に出してみる、時代背景を知る。皆さんの思い出のある大事な曲を歌わせて頂いていますのでオリジナルの世界を大切にしながら尚且つ自分なりの解釈をしてお届けできたらと思っています。
人の声は複雑に絡み合った感情を表現する事が出来る素晴らしい楽器だと思います。誰かの為に歌いたい、あなたの為に歌いたい≠サれが私の原動力です。聴いて下さる方がいる、こんなに幸せな事はありません。
これからも心を込めて歌っていきたいと思っています。

〜ご協力頂きまして、誠にありがとうございました。〜

・このインタビューは 『音の楽園 '20年 春号 vol.51』に掲載していたものです。

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