■自己紹介
ソプラノパートの吉田和夏です。
■2018年から「BS日本・こころの歌」にご出演さておりますが、これまでのFORESTAの活動を通じて印象に残っている出来事はありますか?
以前からテレビ放送を見てFORESTAのことは知っていましたが、自分がその中で歌うとは思っていませんでした。ご縁があってメンバーとして参加させて頂き、多くの方々にとても愛されているグループなのだと実感しました。
各地で温かく(時には熱烈に⁈)迎えてくださるお客様を目の当たりにして、初めは圧倒されました。演奏中、客席で涙を流されていたり、「待ってたよ」、「ありがとう」というお声を聞く度に有り難く、こちらの胸が熱くなりました。
■番組収録時の裏側を教えていただけますでしょうか。収録前の準備、楽屋での過ごし方、メンバーの皆さんとのエピソードなどお教え下さい。
収録は長時間歌いますので、喉のコンディションを出来るだけ良い状態に保つことに神経を使います。皆んなそれぞれお気に入りののど飴やサプリ、漢方など持ち込んで整えています。私も温かいハーブティーや携帯スチーマーなどを持って行きます。
それから収録時のお弁当は楽しみの一つです!当日は緊張の連続ですが、ほっと一息つける休憩時間に美味しく頂いてエネルギーチャージしています。
■今回発売になるDVD(「第十五章」)で吉田さんお気に入りの歌唱曲、注目してほしいポイントなどがありましたらお教えください。
「さくら貝の歌」は、悲しい恋の短歌が元になった叙情的なとても美しい曲ですが、歌う度に難しさを感じます。今回もアンサンブルの難しさや息のコントロール、歌詞をどう歌うかなど皆んなで試行錯誤しながら仕上げた思い出があります。
「花笠音頭」は山形出身の私には幼い頃から慣れ親しんで来た故郷の民謡ですが、今回の混声コーラス版は聞くのも歌うのも初めての経験でした!
民謡歌手の方とはまたひと味違うFORESTAの「花笠音頭」を是非、皆様にも聴いて頂きたいです。
■FORESTAへの想いをお聞かせ下さい。
学生時代から歌を学んで来ましたが、FORESTAに参加してから知った歌が沢山あります。古くからある日本の歌、童謡唱歌など歌い手でありながらこんなに知らないでいたのか、と恥ずかしく思う程でした。
FORESTAだからこそ、伝えられる歌や活動の場もとても貴重なことだと思います。
歌を聞いて昔を懐かしく思い出したり、励まされたりしたというお手紙を読むと歌の持つ力を改めて感じると共に私自身、少しでもそんなお手伝いが出来たら歌を続けて来てよかったと思いますし、何より嬉しいです。
〜以下は個人的な質問になります〜
■幼い頃から歌手に憧れていましたか?
幼い頃に歌手になりたい、と具体的に思ったことはありませんでしたが、幼稚園で聖歌隊の役で歌ったり、家の中でCDを流して踊ってみたり、子供の頃から音楽は好きだった様です。
■愛称(あだ名)をお教え下さい。
わかちゃん、ワカメ(ちゃん)
■趣味やお好きな食べ物をお教え下さい。
お蕎麦が好きで、一時期色々な食べ方を試してみるのにハマって≠「ました。その中でもクレソンとサバの燻製を和えて食べるのが意外な美味しさでした。
粒マスタードを隠し味に加えるのがポイントです!
■美しい歌声と体調を維持するために、心がけていらっしゃることはありますか?
喉の調子を保つ為に乾燥には気をつけています。
冬は特に加湿器や寝る時のマスクは欠かせません。私は風邪を引くとまず喉が痛くなるので、その予防にもなりますね。
■番組「BS日本・こころの歌」をお楽しみになっているファンの皆さまへのメッセージをお願いします。
いつも温かい応援をありがとうございます。早くに亡くなった祖母も歌の好きな人でした。女学生時代、日本語歌詞に訳された外国の歌や童謡唱歌に沢山慣れ親しんで来た様です。
もし生前FORESTAを知っていれば、懐かしい歌を歌うこのグループを好きになってくれたと思います。聴いてくださる方の思い出に寄り添える様な歌を歌って参りたいと存じますので、これからも楽しんで頂けましたら幸いです。
〜ご協力頂きまして、誠にありがとうございました。〜
・このインタビューは 『音の楽園 '23年 春号 vol.63』に掲載していたものです。FORESTA最新情報やここでしか読めないメンバーへのインタビューなど、耳寄りな情報がいっぱい!
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