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始祖アドルフ・サックスへの畏敬と挑戦ー上野耕平デビュー・アルバム。
サクソフォンの生みの親、アドルフ・サックスの誕生から200年。クラシックサクソフォン界の新時代を築く、2011年管打コンクール サクソフォン部門史上最年少優勝者がサクソフォンの無限の可能性を引き出す。
2011年日本管打楽器コンクール サクソフォン部門において史上最年少で優勝し、全部門を通しての最優秀者に贈られる特別大賞(内閣総理大臣賞、文部科学大臣賞、東京都知事賞)も受賞した、現在東京芸大4年生。8歳からサックスを始め楽器の魅力に虜になった上野耕平は、小学4年時に現在の師でもある須川展也の演奏に出会い、衝撃を覚え後に弟子入り。クラシック・サックス界を牽引している須川氏の新しい世代を担うアーティストとして、音楽性と技術力の両者を兼ね備えている、今まさに注目されている新星。
サックスが持つ魅力の暖かな「音色」と、人間の声・歌に近い「表情」。楽器を吹いた時の「1音」で聴き手を圧倒できる音を追求していく上野は、「サックスは宇宙と同じで誰もその涯(はて)まで行った人はいない。未知の魅力はまだまだある。」と自身で言うように、1840年代に考案されてからまだ200年も経っていない楽器には隠れた未知の魅力が詰まっています。サクソフォン奏者として自身の楽器、吹奏楽だけでなく、オーケストラをよく聴き、それ以外にはジャズ、ロック、演歌などジャンル・レスで好み、それぞれのジャンルのテイストを表現のツールとして吸収しています。
今回のデビュー盤は、サックスの「クラシック曲」にあたるものから、コンクールや入試試験の課題曲になるような、クラシックサクソフォンにとっての「定番曲」を収録し、楽器の魅力を十二分に伝える内容に。サクソフォンの更なる可能性を感じることのできる1枚です。
収録内容
- 吉松隆:ファジーバードソナタ
- 吉松隆:ファジーバードソナタ
- 吉松隆:ファジーバードソナタ
- アルフレッド・リード:バラード
- ポール・モーリス:プロヴァンスの風景
I 若い娘達のファランドール - ポール・モーリス:プロヴァンスの風景
II いとしい人への歌 - ポール・モーリス:プロヴァンスの風景
III ジプシーの女 - ポール・モーリス:プロヴァンスの風景
IV アリスカンの魂は嘆きて - ポール・モーリス:プロヴァンスの風景
V カブリダン - ポール・クレストン:サクソフォン・ソナタ
Op.19 I. With vigor - ポール・クレストン:サクソフォン・ソナタ
Op.19 II. With tranquillity - ポール・クレストン:サクソフォン・ソナタ
Op.19 III. With gaiety - ジュール・ドゥメルスマン:ファンタジー
サクソフォン:上野耕平
ピアノ:佐野隆哉
録音:2013年8月26〜28日秩父ミューズパーク 音楽堂
【上野耕平プロフィール】
1992年生まれ。茨城県東海村出身。8歳から吹奏楽部でサックスを始める。
これまでに須川展也、鶴飼奈民、原博巳の各氏に師事。
第12回ジュニアサクソフォンコンクール第1位、第7回日本ジュニア管打楽器コンクール金賞、同第10回金賞、など数々の賞に輝いたのち、第28回日本管打楽器コンクールサクソフォーン部門において、第1位(史上最年少)ならびに特別大賞(内閣総理大臣賞、文部科学大臣賞、東京都知事賞)を受賞。
2012年2月から3月にかけて、師である世界的サクソフォン奏者須川展也氏の「須川展也EXツアー2012」にゲスト出演し全国各地で共演。高評を博する。
スコットランドにて行われた第16回世界サクソフォンコングレスでは、ソリストとして出場し、イギリス王立ノーザン音 楽院吹奏楽団と、ピット・スウェルツの難曲、「ウズメの躍り」で共演。世界の大御所たちから大喝采を浴びた。
また、東京ニューシティ管弦楽団との共演で吉松隆の名曲、サクソフォン協奏曲「サイバーバード」を演奏。大成功を収めた。その他、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」への出演、テレビ朝日「題名のない音楽」収録ではマルタン作曲「サックスと管弦楽のためのバラード」(山田和樹指揮 横浜シンフォニエッタ)を熱演し、絶賛された。これまでに東京ニューシティ管弦楽団、イギリス王立ノーザン音楽院吹奏楽団、横浜シンフォニエッタ等と共演。
《The Rev Saxophone Quartet》ソプラノサクソフォーン奏者、ぱんだウインドオーケストラコンサートマスター。
2014年現在、東京藝術大学音楽学部器楽科4年次に在学中。
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上野耕平
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