“美しい日本語の歌を歌い継いで行きたい”という目標を掲げている姉妹が第3弾目にして歌い上げるのは、日本人の音楽の原点でもある日本の愛唱歌です。学校教育においても子どもたちは童謡・唱歌は歌わないといわれて久しくなる昨今、子どもを取り巻く音楽環境は変化しています。日本人の心の原風景を映し出す懐かしいあの歌を、老若男女問わず、この曲を思い出して欲しい、覚えていて欲しい、そして一緒に歌って欲しいと22曲を選曲。「にっぽんのうた」に深い愛情を寄せる山田姉妹があの時のうた、私たちのうたを歌います。
心を動かす魔法の言葉がたくさん詰まったあの時の歌が、お互いを知り尽くした二人でなくては表現できない、唯一無二のハーモニーで新たな輝きを増して生まれ変わります。山田姉妹の心に優しい歌声がそっと寄り添い、忘れていた大切なものを思いださせてくれる。そんなアルバムです。
山田華・ソプラノ/山田麗・ソプラノ
1991年12月24日生。神奈川県出身。
二卵性の双子ソプラノデュオ。4歳の時に歌とピアノを始め、共に音楽大学声楽科卒業。二期会オペラ研修所マスタークラス修了時、共に優秀賞を受賞。
姉の華は、東京藝術大学声楽科卒業。在学中に安宅賞を受賞。第63回瀧廉太郎記念全日本高等学校声楽コンクール優良賞受賞。NHK大河ファンタジー「精霊の守り人〜最終章〜」の挿入歌を担当。2011年度ミス鎌倉。
妹の麗は、国立音楽大学声楽科、及びオペラ・ソリストコースを首席卒業。卒業時に武岡賞を受賞。第84回読売新人演奏会に出演。NHK大河ファンタジー「精霊の守り人II〜悲しき破壊神〜」の挿入歌を担当。女優としてTBS系列「3年B組金八先生」第8シリーズ等に出演。