商品詳細
時は昭和初期、浅草オペラのスター歌手であった二村定一、天野喜久代らが海外の楽曲に日本語の歌詞を付けて歌ったのが日本の「ジャズ・ソング」(和製英語)の始まり。
その後海外から帰国したリキー宮川、川畑文子らも人気を博し、服部良一の提供した「ラッパと娘」(笠置シヅ子)、「私のトランペット」(淡谷のり子)で日本はスウィングブームとなる。
そして第二次大戦後占領下日本では再び洋楽がブームとなり、この頃はジャズ、ラテン、ハワイアン、カントリーなど洋楽の影響を受けたポップスはなんでも“ジャズ"と総称され、美空ひばり、江利チエミ、雪村いづみなど天才少女歌手もデビューしたのであった。
本BOXは日本にジャズ・ソングが誕生してからロックの時代になる前までの軌跡を貴重な音源を交えて構成したものです。
収録内容
Disc1
- 1アラビヤの唄二村定一、天野喜久代
- 2あお空二村定一、天野喜久代
- 3月光価千金天野喜久代
- 4ラヴァ・カム・バック・ツゥ・ミー(恋人よわれに帰れ)川畑文子
- 5泣かせて頂戴川畑文子
- 6誰かあなたをベティ稲田
- 7愛の信号ベティ稲田
- 8酒がのみたいバートン・クレーン
- 9ダイナリキー・宮川
- 10君微笑めば(朗らかに暮らせ)リキー・宮川
- 11あゝ馬鹿みたリキー・宮川
- 12悲しきプレリウド宮川はるみ
- 13唄え唄え宮川はるみ
- 14可愛い眼ヘレン隅田
- 15懐しの河畔ドリー・藤岡
- 16小さな喫茶店中野忠晴
- 17カリオカ小林千代子
- 18アマポラ(けしの花)淡谷のり子
- 19スウィングしなけりゃ意味ないよディック・ミネ
- 20踊らん哉ディック・ミネ
Disc2
- 1山の人気者中野忠晴とコロムビア・リズム・ボーイズ
- 2若き日のよろこび中野忠晴とコロムビア・リズム・ボーイズ
- 3タイガー・ラッグ中野忠晴とコロムビア・ナカノ・リズム・ボーイズ
- 4ミュージック・ゴーズ・ラウンド渡邊 良、コロムビア・ナカノ・リズム・ボーイズ・エンド・シスターズ
- 5夢見る黄昏中野忠晴とコロムビア・ナカノ・リズム・ボーイズ
- 6山寺の和尚さんコロムビア・ナカノ・リズム・ボーイズ
- 7もしもし亀よコロムビア・ナカノ・リズム・シスターズ
- 8若き日の夢中野忠晴、二葉あき子
- 9霧の十字路森山 久
- 10あまり素敵で森山 久
- 11夜のルンバ霧島 昇
- 12おしゃれ娘淡谷のり子
- 13私のトランペット淡谷のり子
- 14ラッパと娘笠置シヅ子
- 15センチメンタル・ダイナ笠置シヅ子
- 16一杯のコーヒーから霧島 昇、ミス・コロムビア
- 17ブルー・ムーン松平 晃
- 18陽炎もえてカルア・カマアイナス
- 19お玉杓子は蛙の子灰田勝彦
- 20お祖父さんの時計ミミー宮島
Disc3
- 1東京ブギウギ笠置シヅ子
- 2銀座カンカン娘高峰秀子
- 3愛のスウィング池真理子
- 4ボタンとリボン池真理子
- 5センチメンタル・ジャーニー池真理子
- 6セントルイス・ブルース池真理子
- 7これがブギウギ暁 テル子
- 8珊瑚礁の彼方に山口淑子
- 9モナ・リザ灰田勝彦
- 10テネシー・ワルツ江利チエミ
- 11家へおいでよ(カモンナ・マイ・ハウス)江利チエミ
- 12ガイ・イズ・ア・ガイ江利チエミ
- 13想い出のワルツ雪村いづみ
- 14青いカナリヤ雪村いづみ
- 15愚かなり我が心ナンシー梅木
- 16アゲインナンシー梅木
- 17奥様お手をどうぞ柳沢真一
- 18スワニー柳沢真一
- 19ワゴン・マスター小坂一也とワゴン・マスターズ
- 20テキサスの黄色いバラ小坂一也とワゴン・マスターズ
Disc4
- 1ビギン・ザ・ビギン越路吹雪
- 2花祭り越路吹雪
- 3涙のワルツペギー葉山
- 4ケ・セラ・セラペギー葉山
- 5ラ・ノビア(泣きぬれて) ★STEREOペギー葉山
- 6セレソ・ローサ細川あや子
- 7愛しのマラゲーニア川島まり子
- 8パパはマンボがお好き沢村みつ子
- 9マンボ・イタリアーノ沢村みつ子
- 10ウシュカ・ダラ沢村みつ子
- 11マイ・ラッキー・チャーム沢村みつ子
- 12慕情旗 照夫
- 13ハッシャ・バイ旗 照夫
- 14匕首マックの唄旗 照夫
- 15メランコリー・ベビー星野みよ子
- 16嘘は罪(あなたの愛は嘘かしら)東郷たまみ
- 17バナナ・ボート浜村美智子
- 18スターダスト美空ひばり
- 19薔薇色の人生美空ひばり
- 20A列車で行こう美空ひばり
この商品のレビュー
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ディレクターズボイス

- 投稿者:制作担当ディレクター
「ジャズ」といえばどんな音楽を思い浮かべるだろうか。
おそらく軽やかなスウィングや華やかなビッグ・バンド、しっとりとしたバラード、といったあたりが浮かぶだろう。
ならば、「ジャズ・ソング」といえばどうだろうか。
唄入りのジャズ、と思うかもしれないが、この語は戦前の日本においては少し意味合いが異なる。
「ジャズ・ソング」、これは所謂和製英語。
戦前日本において、当時海外から入ってきた楽曲やその影響を受けて制作された楽曲をまとめて「ジャズ・ソング」と称していたのだ。
ゆえにその中にはあらゆる舶来のリズムやそれを意識した楽曲が含まれる。もちろん、我々がイメージする「ジャズ」のど真ん中をカバーしたものもある。
戦後もその流れは続き、占領下の日本では進駐軍の影響もあっただろうが、ジャズ、ラテン、ハワイアン、カントリーなど洋楽の影響を受けたポップスのブームが押し寄せ、なんでも「ジャズ」と総称された。
そして、これら「ジャズ・ソング」や「ジャズ」はその後登場する「和製ポップス」にも影響を与える。
我々がいま耳にしている、日本における「ポップス」の源流のひとつがこれらにあるといっても過言ではなかろう。
今一度耳を傾け、その音に刻み込まれた舶来のリズムのDNAを感じてほしい。
当時の日本人が未知の音楽をどう受け止め、どう自分たちのものに変えていったのか、その変遷も味わってほしい。
きっと、これからの音の聴き方が少しだけ変化し、音楽の世界が少しだけ拡がるに違いない。
おそらく軽やかなスウィングや華やかなビッグ・バンド、しっとりとしたバラード、といったあたりが浮かぶだろう。
ならば、「ジャズ・ソング」といえばどうだろうか。
唄入りのジャズ、と思うかもしれないが、この語は戦前の日本においては少し意味合いが異なる。
「ジャズ・ソング」、これは所謂和製英語。
戦前日本において、当時海外から入ってきた楽曲やその影響を受けて制作された楽曲をまとめて「ジャズ・ソング」と称していたのだ。
ゆえにその中にはあらゆる舶来のリズムやそれを意識した楽曲が含まれる。もちろん、我々がイメージする「ジャズ」のど真ん中をカバーしたものもある。
戦後もその流れは続き、占領下の日本では進駐軍の影響もあっただろうが、ジャズ、ラテン、ハワイアン、カントリーなど洋楽の影響を受けたポップスのブームが押し寄せ、なんでも「ジャズ」と総称された。
そして、これら「ジャズ・ソング」や「ジャズ」はその後登場する「和製ポップス」にも影響を与える。
我々がいま耳にしている、日本における「ポップス」の源流のひとつがこれらにあるといっても過言ではなかろう。
今一度耳を傾け、その音に刻み込まれた舶来のリズムのDNAを感じてほしい。
当時の日本人が未知の音楽をどう受け止め、どう自分たちのものに変えていったのか、その変遷も味わってほしい。
きっと、これからの音の聴き方が少しだけ変化し、音楽の世界が少しだけ拡がるに違いない。






















