ピアソラ スタンダード&ビヨンド PIAZZOLLA Standards & Beyond
- 発売日:
- 2022年12月21日
在庫 | ○ |
---|---|
規格品番 | COCQ-85598 |
通販品番 | S4574 |
JANコード | 4549767168142 |
ディスク枚数 | 1 |
商品詳細
録音:2022年8月17、27日 Prime Sound Studio FORM
メンバー
三浦一馬(バンドネオン)
石田泰尚(ヴァイオリン)、大坪純平(ギター)、黒木岩寿(コントラバス)*、高橋洋太(コントラバス)**、山田武彦(ピアノ)
ピアソライヤーの最後を飾る真打ち登場!
ピアソラを知り尽くし、クラシックのトッププレイヤーとの共演も重ね満を持して放つ、新時代ピアソラ演奏の金字塔
2021年のピアソラ生誕100年、そして22年の没後30年と、2年続いたピアソライヤーの最後に、ピアソラファンへの最高の贈り物となるアルバムが誕生しました。
ピアソラの流れを汲むバンドネオンの巨匠ネストル・マルコーニの薫陶を受け、2008年には、第33回アストル・ピアソラ国際コンクールで、日本人初、史上最年少で準優勝を果たした三浦一馬は、ピアソラの音楽を様々な編成で追究する一方、バッハなどのクラシックの奏法も研究を重ね、現代のコンサートホールでのピアソラの表現を突き詰めてきました。
そんな中でも、中核となる編成が、ピアソラにおいても中心となっていた「五重奏団Quinteto」であり、三浦一馬が、日本のクラシックの第一線で活躍するメンバーを集め、10年以上コンサートを重ねてきた盟友たちです。
残されたピアソラのオリジナルスコアや録音を研究し、各楽器のバランスなど、試行錯誤を重ね、ピアソラの世界を現代のコンサートホールで最もよく伝えるため、極力オリジナルを尊重しつつ工夫を凝らして練り上げてきたレパートリーは、膨大な数に上ります。
今回の録音は、その中で、まさにスタンダードといえる名曲と、ピアソラの革新的な要素を含み、これからより演奏されて欲しい作品を組み合わせた、ピアソライヤーの最後に相応しい、新たなるスタンダードともいえるアルバムです。
石田泰尚(ヴァイオリン)
国立音楽大学を首席で卒業、同時に矢田部賞受賞。新星日本交響楽団コンサートマスターを経て、2001年より神奈川フィルハーモニー管弦楽団ソロ・コンサートマスターに就任。以来“神奈川フィルの顔”となり現在は首席ソロ・コンサートマスターとしてその重責を担っている。これまでに神奈川文化賞未来賞、横浜文化賞文化・芸術奨励賞を受賞。結成時から参加するYAMATO String Quartet、自身がプロデュースした男性奏者のみの弦楽アンサンブル”石田組“など様々なユニットでも独特の輝きを見せる。2020年4月より京都市交響楽団特別客演コンサートマスターを兼任。最新アルバムは2021年12月リリースされた“PIAZZOLA LIVE ”。
2022年6月に初の著書となる「音楽家である前に、人間であれ!」を刊行。
使用楽器は 1690年製G.Tononi、 1726年製 M.Goffriller。
大坪純平(ギター)
エリザベト音楽大学卒業。
これまでにギターを長野文憲、徳武正和、佐藤紀雄の各氏に師事。作曲は独学。
第34回日本ギターコンクール最高位の他、第45回クラシカルギター・コンクール、第1回イーストエンド国際ギターコンクール、第2回パン・パシフィック現代音楽コンクール(ソロ部門)第26回日本重奏ギターコンクール等でそれぞれ上位入賞。
2019年3月にニューヨークで開催されたJUMP「日米新しい音楽の展望シリーズ」に招聘され、日本とアメリカの日米作曲家の新作リサイタルを行う。
ソロCD“ORGANIC”MOTIONS”〜久留智之ギター作品集「風に聴く〜田中聰ギター作品集」をリリース。
2022年自作ギター独奏曲"SOGNO ESOTICO"にて第2回ポルトガル国際ギター作曲コンクールにて入選及び特別賞を受賞。
黒木岩寿(コントラバス)
東京芸術大学卒業、同大学院修了。安宅賞、福島賞受賞。
東京フィルハーモニー交響楽団首席コントラバス奏者の他、長野市芸術館シーズンプロデューサーに就任。東京の春音楽祭でもプロデュース・演出を手掛ける。
室内楽ではM・アルゲリッチ、モディリアーニカルテット、J・リン、M・ブールグ等と共演。
ラ・ストラヴァガンツァ東京主宰。TMPのメンバー。
桐朋女子芸術短期大学、洗足学園音楽大学、昭和音楽大学、大分県立芸術短期大学の講師
自らの企画、台本の『文化人類学講座』は各地で開講している。
高橋洋太(コントラバス)
桐朋学園大学卒業後、2006年に同研究科修了。同時に東京都交響楽団に入団。2005年青森市民文化顕彰受賞。2007年東京・青森にてデビューリサイタルを開催し絶賛を博す。2016年デビュー10周年のリサイタルでは「楽器に対して非常に慎重に、そして楽譜に対して謙虚に対峙する」(音楽の友2016年12月号)と評された。これまで、セイジ・オザワ松本フェスティバル、東京・春・音楽祭、霧島国際音楽祭はじめ、各地の音楽祭に度々出演している。
現在、東京都交響楽団奏者として活動するほか、雑誌「Tarzan」にて音楽家としての身体のメンテナンスを紹介するなど、その活動は多岐に渡る。2022年3月にコントラバスでは初録音となるピアソラ作曲の「タンゴの歴史」を収録した自身初のアルバムをリリースする。
山田武彦(ピアノ)
東京生まれ。ソリストのパートナーとして常に絶大な信頼を寄せられるピアニスト。
洗足学園音楽大学教授、東京藝術大学招聘教授、東京音楽大学非常勤講師、日本ソルフェージュ研究協議会理事。
2017年から毎回1カ月間に及ぶロングラン公演の浅草オペラ100周年記念企画「ああ夢の街浅草!すべてはここから始まった」にて音楽監督を務め、全曲の作・編曲を担当、浅草フランス座東洋館にて上演を行う。22年までに「カルメン」「椿姫」「蝶々夫人」の独自のアプローチによる作品を制作している。
収録内容
【CD】
1. ルンファルド Lunfardo
2.天使のミロンガ Milonga del angel
3.ミケランジェロ70 Michelangelo'70
4.悪魔のロマンス Romance del diablo
5.カリエンテ Caliente
6.天使のイントロダクション Introduccion al angel
7.レビラード Revirado
8.オブリヴィオン Oblivion
9.ムムキ Mumuki
この商品のレビュー
この商品に寄せられたレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
三浦一馬 五重奏団