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NHK交響楽団から圧倒的な熱量を引き出し、音の饗宴を繰り広げる
NHK交響楽団との組み合わせで、南北アメリカを中心とした作品を録音した2枚のアルバムをリリースした原田慶太楼が、アメリカものと並んで得意とするロシアものを取り上げました。
ストラヴィンスキーの3大バレエのひとつ「火の鳥」ですが、よく演奏される組曲版ではなく、1910年に初演された全曲版を取り上げ、より物語性を重視しています。
全曲版は、ブーレーズ/ニューヨーク・フィル、小澤/パリ管、ゲルギエフ/マリンスキー歌劇場管、デュトワ/モントリオール響などの録音が有名ですが、今回の原田/N響による演奏は、近年のN響の勢いを感じさせる、卓越した演奏力とエネルギーが感じられる名演となりました。
東京芸術劇場の余裕のあるアコースティックも相まって、オーディオファンにもアピールできる優秀録音と言えるでしょう。
原田慶太楼指揮 NHK交響楽団
録音:2022年1月15, 16日 東京芸術劇場
Recorded on 15&16 May 2022 at Tokyo Metropolitan Theatre Concert Hall
収録内容
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1 ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」全曲 (1910年版)
I. Stravinsky : “L’oiseau de feu,” ballet (1910 Edition) -
2 ショパン(ストラヴィンスキー編):夜想曲 変イ長調 作品32-2 (管弦楽版)
F. Chopin (arr. Stravinsky) : Nocturne A-flat Major Op. 32-2 (Orchestral Version)
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原田慶太楼 NHK交響楽団
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