三遊亭好楽 落語集 好日楽語(よきひにらくご)
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- 発売日:
- 2009年12月01日
在庫 | ○ |
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規格品番 | GES31761-8 |
通販品番 | D6520 |
JANコード | 7020100356070 |
商品詳細
人気テレビ番組『笑点』でおなじみ三遊亭好楽師匠による初のCD-BOX、満を持しての登場です!好楽師は八代目・林家正蔵(彦六)、五代目・三遊亭圓楽に師事。 林家と三遊亭、二つの芸の香りを受け継いだ貴重な存在です。 そのレパートリーも、持ち前の明るく親しみやすい語り口で、 あまり演じられない珍しい噺「肝つぶし」「しの字嫌い」から長講「ちきり伊勢屋」まで、 古典を中心に幅広い演目を持っています。
膨大にあるライヴ音源の中から吟味を重ねて選び抜いた、まさにファン待望のCD-BOXです。
●別冊解説書付
●ボックスケース入り
●制作:コロムビアミュージックエンタテインメント(株)
●音源提供:(株)星企画
収録内容
( )は収録年月日
DISC-1
- 雑俳 (2004年3月9日)
ご隠居をたずねた八五郎が俳句や短歌の手ほどきを受けますが、どうにもうまくいきません。 好楽師は先輩落語家の思い出をマクラに、この滑稽噺を軽やかに聴かせてくれます。 - ねずみ穴 (2006年3月2日)
どきどきさせてくれるこの噺は多くの落語家が演じていますが、好楽師は厳しい兄とその 愛の深さに気づかせる弟それぞれを丁寧に描きながら、スリリングな物語の最終場面に向けじっ くりと語りこみます。
DISC-2
- 蟇の油 (2007年2月1日)
蟇の油売りの口上、「御用とお急ぎでない方はゆっくりとお聞きなさい・・・」と始まる好楽 師の見事な名調子をお楽しみください。 - 死神 (2005年2月2日)
三遊亭圓朝の作といわれておりますこの噺、圓生、圓楽と三遊派の流れを受け継いだ好楽 師の味わい深い語り口に、人間の心の谷間がじわりと見えてまいります。
DISC-3
- しの字嫌い (2008年11月7日)
頑固で理屈っぽい使用人を旦那は何とかやり込めようと、“し”の一字をしゃべらないと いう取り決めをしましたが、ついつい使ってしまいそうです。この二人の微笑ましいやり取りを 楽しんでみましょう。 - 小間物屋政談 (2007年4月2日)
真面目に生きていた小間物屋が人助けをしたために死んだことにされてしまい、長屋のそ そっかしい善意が逆効果となり災難はさらに大きくなってしまいました。そんな可哀想な小間物 屋に大岡越前守の名裁きが冴えます!
DISC-4
- 文違い (2005年4月8日)
女郎にとって“手紙”はお客をひきつける重要な手段です。でも騙されるのはお客たちだ けでなく自分かもしれません。好楽師の語り口にそんな廓の情景が目に浮かぶようです。 - 三方一両損 (2005年3月4日)
このタイトルは某政治家が引用したことで有名ですが、終わりまで聴くとその意味もわか りますよ。好楽師は江戸っ子の意地の張り合いを楽しく聴かせてくれます。
DISC-5
- 替り目 (2004年4月7日)
酔っ払いの亭主とそれを支える女房、夫婦の情愛がしみてきます。多くの落語家は途中で 切ってしまう形で演じますが、好楽師はこの表題でサゲるところまで語ってくれますので嬉しい ですね。 - 肝つぶし (2007年10月5日)
無二の友達を救うため、兄妹の愛情が試されます。タイトルは何やら怖い言葉ですが、淡 々と語る好楽師の“落語空気”に満たされ、引き込まれていきます。
DISC-6
- ちきり伊勢屋<上> (2005年8月9日)
DISC-7
- ちきり伊勢屋<下> (2005年8月9日)
江戸で有名な大店の跡取り伝次郎が、江戸一番の易者白井左近に未来を占ってもらった ことで始まる数奇な運命を辿るという波乱万丈の物語。 八代目林家正蔵、そして六代目三遊亭 圓生が得意にしていた2時間近い長編ものですので、なかなか寄席などでは聴くことができませ ん。まさにその両方の血筋を受け継ぐ好楽師が見事に継承しています。 - 一眼国 (2008年4月8日)
一つ目人間を探す旅、というSF的な落語ですが、好楽師の師匠である八代目林家正蔵が得 意にしていた噺です。マクラでは志ん朝師の思い出話から始まり、今は見ることも少ない見世物 風景を楽しく活写してくれます。
DISC-8
- つる 【三遊亭王楽との二人落語】 (2008年1月1日)
町内の若いものは知らないことがあるとご隠居にたずねますが、実はこちらも少し怪しい感 じがしますね。息子であり兄弟弟子でもある王楽と並んでセリフのやり取りをするという珍しい 形です。何故か王楽がご隠居役をやっていますが、正月の録音でもあり、華やいだ空気が楽しい 一席となっています。 - 子別れ (2007年6月1日)
遊びが過ぎて女房子供と別れた大工、真面目に暮らしていたある日、その倅と嬉しい再会か らおかげで女房ともよりが戻ることになります。多くの落語家が演じるこの噺、ある意味落語ス タンダードとも言えますが、好楽師はことさら大仰にせず、淡々とした語り口で運んでいくこと で、この落語の味わいを深めてくれます。
*すべて「横浜にぎわい座」におけるライヴ録音
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