TAGO T3-01は音の立ち上がりが速く、また低音がその他の帯域をマスキングせずに音の輪郭をしっかりと“見る”事が出来るヘッドホンです。バスドラムやベースはスピード感、パワー感がありつつも端正に鳴り、ピアノやストリングスは素晴らしい音の広がりを持ちつつその消え入る余韻まで奇麗に鳴らしてくれます。そして特筆すべきはボーカルでTAGO T3-01の解像度の高さはその表現において存分に発揮されます。制作過程で聴かれている音を是非聴いてみてください。

・Needle Light
この曲の制作途中でコロムビアの柏谷さんからTAGO T3-01を勧められ現在に至るので 是非聴いてほしいなと！
それまで使っていたヘッドホンとは全くの別世界で、驚いた記憶が。
聴き所としてはイントロが終わってのAメロの入り、ボーカルの浮遊感。
そして「勇気を持って立ち上がれ」の後、サビのキックドラムとベース、そしてボーカルの力強さ。

・Neo Beautiful Pain
最初のこの曲を作っていた当時はまだTAGO T3-01を持っておらず、というかそもそもまだ発売されておらず、TAGO T3-01を使用して改めてミキシングしてみたらどうだろう…と、ヘッドホン同梱のハイレゾ音源用に再度ミキシングをし直しました。
T3-01の解像度の高さから細かい所までEQ等で調整する事が出来るのでボーカルの透明度が高いです。
また音空間がもの凄く広くなっています。
そして低音！T3-01は低域が見やすいので団子にならないよう低域を調整する事が出来ます。
元の「Neo Beautiful Pain」と是非聴き比べをして欲しい！

AJURIKA

ヘッドホンの良さを語る時“低音に強い”“高音のぬけが綺麗”……というように、特定の音への強みで語られることが多いですが、TAGO T3-01の強みは“そのままの音を鳴らしてくれる”ということです。何も足さない、何も引かない、かつ高解像度。音を聞いている、というより音を見ている、という感覚になるヘッドホンです。また、長時間つけっぱなしでも全く疲れない、という点も現場で愛用されている理由だと思います。

・ミラーボール・ラブ
複雑なのに整理された音の重なりやバトンパス、良い音で聞くならさらに聞き所が多くなる1曲だと思います。

・印象
ボーカルや楽器隊の息遣いに加えて、聞き流すだけではわからないような、空気感の演出が巧みな一曲だと思います。
是非細部までゆっくり聞いてもらえればと思います。

TOKYO LOGIC
烏屋茶房

密閉型ながら音場は広く、帯域はフラットながら音の解像度の高さは輪郭と立体感を伝え、高解像度ながら音のエッジは無機質に尖がりすぎずに本来もっている音の艶はそのままに。歌い手が表現したニュアンスを、作り手が生み出した音を、脚色せずに正確に伝える事ができる。
スタジオで生まれる楽曲を純粋に、どこまでも自然に受けとめる事が出来る楽しさ。モニター型なのに楽しく“音楽”を聞く事ができるヘッドホンです。

日本コロムビア
柏谷智浩