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50年を超える芸歴は今やブリティッシュ・ロック界の生き字引

ブリティッシュ・ロック/ブルースの代表アーティストとして、伝説的な存在となったTraffic。スティーヴ・ウィンウッドと並びバンドを結成したのがデイヴ・メイスン。若々しい歌声と渋いギタープレイに圧倒される「26 Letters 12 Notes」に続く21世紀の2nd スタジオ・アルバムがついに完成！

2004年にはその功績をたたえ、R&R Hall of Fame にも選出されるなど、ロックの歴史を語る上で彼の名前を外すことはできない。今作『フューチャーズ・パスト』は、新曲、Traffic、ソロ時代の楽曲をコンパイル。さらに昔の作品はすべて再録という意欲的なもの。現在67歳となった今でも、その驚異的な歌唱、そしていぶし銀のギター・プレイは健在。

1968年にジミ・ヘンドリクスが“all along the watchtower”(見張り塔からずっと:ボブ・ディランの楽曲)をレコーディングするのだが、楽曲を最初にジミに聴かせたのはメイスンだった。ちなみにメイスンは同楽曲の録音で12弦ギターを弾いている。また、同年に制作されたRolling Stones の“beggars banquet”にも(クレジットはないが)参加。 エリック・クラプトンのderek and the dominos には結成当初参加しており、レコーディングも行なっている。バンド最初のコンサートにも参加、しかしその直後に脱退している。 1980年にリリースされたデイヴ・ソロ名義のシングル、“save me”でデュエットをしているのは大成功前のマイケル・ジャクソン。

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